第14回一般通訳検定中級試験を2023年12月16日(土)に実施いたします。
2023年 第14回 一般通訳検定(中級)受験要項
実施級位
一般通訳検定 (中級:4級~6級)
受験対象言語
日本語⇄英語、日本語⇄中国語(北京語)、日本語⇄韓国語、日本語⇄スペイン語、
日本語⇄ポルトガル語、日本語⇄ロシア語、日本語⇄ベトナム語
各級の判定基準
中級:通訳者を目指す方を対象として、4級から6級までのレベルを判定します。
- 4級:業務例:行政窓口での手続き説明、展示会等での簡単な商談の通訳等ができる。
- 5級:業務例:各種イベントサポート業務(接遇・誘導・施設案内等)、地域交流や情報提供等ができる。
- 6級:業務例:交通案内、遺失物問い合わせやメニューの説明等ができる。
試験実施日
2023年12月16日(土) 10AM開始 試験時間:60 分
※新型コロナウイルスの感染状況等により、試験日を変更する場合がございます。
試験方式
今回よりIBT試験(オンライン試験)となります。
インターネット等の環境が整えば、どこからでも受験可能です。(受験に必要な環境は以下ご案内いたします)
必要な受験環境
使用機器
①PC/タブレット端末:デスクトップまたはノートパソコンを推奨
タブレット利用の場合、実技試験はAndroid端末のみ利用可能です。
-OS : Windows 10以降推奨
-ブラウザー:最新版Google Chrome推奨
-デュアルモニター(デュアルディスプレイ):使用禁止
(注)Android端末のデスクトップまたはノートパソコンをお持ちでない場合、事務局までご相談ください。
②カメラ:PC内蔵(Built-in)または外部に取り付けるタイプを使用
不正防止のため、試験中は受験者の顔と周りの環境を常時録画しています。
③ヘッドセット、イヤホン
実際にヒヤリングと吹込みを行う実技試験があるため、必ずマイク付きのヘッドセットかイヤホンを利用してください。
受験環境
①受験エリア:明るく静かな個室で、必ず受験者が一人だけの時に受験すること
試験中は受験者の顔と周りの環境を常時録画しています。
インターネットカフェやレストラン等、プライベートを確保できない公共スペースでの受験は禁止です。
そのような場所での受験を検知した場合、不合格といたします。
なお、完全にプライバシーが確保された個室であっても、雑音が多く、受験者本人以外の存在が感知されたと判断した場合、事実と関係なく不合格といたします。再試験はできません。重々受験環境には気を付けて、受験してください。
②通信速度
音声を聞いて、吹き込みをする実技試験には安定した速度の速い通信環境の確立が必要です。
Wi-Fiではなく、LANケーブルを用いた環境を推奨します。
以下は最低通信速度と推奨通信速度です。
ダウンロードスピード(下り) 3Mbps 12Mbps
アップロードスピード(上り) 3Mbps 3Mbps
通信速度が低いと、音声が適切に流れない、音声を正しく吹き込めないなどといったトラブルが発生し、正しく採点ができないことがよくあります。安定した高い通信速度の確保をお願いします。
受験料
7,000円/各言語
申込み期間
2023年10月下旬~2023年12月8日(金)
当評議会の基本方針についてご確認の上、以下からお申込みください。
•お申込み後、事務局より確認のメールをお送りいたします。万が一届かない場合には、必ずお問い合わせください。
•迷惑メール対策のため、ドメイン指定受信の設定をされている方は、「@interpreter-qc.org」からのメールを受信できるよう設定してください。
•ご入金の確認をもって、申込み受付完了となります。締切日までに受験料の納入がない場合、お申込みは無効となりますのでご留意ください
結果発表
試験日から約1ヶ月後にEメールにて通知
合格者の付与する称号と合格証の交付について
合格者には本年度からオープンバッジ(デジタル証明書)を発行します。有効期間は1年です。
合格者には各種特典のあるライセンス登録をお勧めします。
下記「合格者への特典について」をご参照ください。
資格(級)の有効期限
1年(更新時は書類審査を行います。)
試験内容
筆記試験・実技試験共にIBT試験(オンライン試験)となります
<筆記試験>30分 全50問
●基本知識(語彙選択式)20問
通訳に関する基本知識・在留訪日外国人の現状と動向・在留資格基本知識
行政窓口取扱業務・日本の社会保障・教育制度基礎知識
●異文化理解とコミュニケーション(語彙穴埋式)15問
コミュニケーション上考慮すべき事、および文化・社会の違いを以下の観点から出題
宗教/家族・婚姻制度/食文化/儀礼関連/ビジネスマナー
●通訳倫理(語彙選択と正誤問題)15問
<実技試験>30分 全3問
●現場想定型対話逐次通訳試験
パソコンで、対話形式の録音された音声を聞いて、逐次通訳をしてをポーズに解答として吹き込む形式です。
※筆記・実技ともに受験言語・級にかかわらず同じ問題となっており、それぞれの級位の合格レベルに達した場合その級位の合格の認定となり、合格者には合格級位の合格証を授与します。
合否判定基準
筆記試験:100点満点 実技試験:各設問100点満点×3問
6級:筆記試験50点以上 実技試験:少なくとも1問が80点以上
5級:筆記試験65点以上 実技試験:3問中2問がそれぞれ80点以上
4級:筆記試験80点以上 実技試験:3問とも80点以上
参考図書
- 「コミュニティ通訳」水野真木子・内藤稔 みすず書房(2015年)
- 「外国人相談の基礎知識」杉澤経子・関聡介・阿部裕 松柏社(2015年)
- その他「多文化共生」に関する過去5年以内に出版された書籍
- 厚生労働省・法務省による一般公表されている最新統計資料
合格者への特典について
中級合格者はライセンス登録をすることで以下の特典を得ることができます。
登録料(税込) | 特典 |
6,600円/1年間 | 1)通訳賠償責任保険 2)社団主催セミナー受講料無料 3)社団主催研修受講料10%割引 4)一般通訳検定試験受験料割引10% |
説明会の開催について
今回の試験に際し、説明会は実施しませんが、youtubeにて、過去の説明会動画を公開しております。
動画はこちらからアクセスしてください。