【ご案内】第1回 ISO通訳セミナーについて
1.開催目的
通訳に関する国際規格ISOの議論が2012年にスタートしてすでに10年が経過しています。残念ながら日本国内においてはほとんど認知されていない状態のため、通訳品質評議会としてはISOの認知活動を通して通訳品質への関心を関係者の皆様に持っていただきたいと思い、今後定期的にISOに関するセミナーを開催することになりました。
今回は第1回目として会議通訳の国際規格ISO23155(Interpreting services -conference interpreting -Requirements and recommendations)が本年1月に発行しましたことをお知らせするとともに、様々な通訳に関する国際規格ISOの動向をご紹介した上で、コミュニティ通訳に焦点をあて、必要な能力や要件について、それぞれの専門家の立場からご意見をいただく機会にしたいと思い以下の内容で開催をいたします。
2.主催
(一社)通訳品質評議会
3.開催テーマ
通訳サービスのISO(国際規格)とコミュニティ通訳
4.開催日時
2022年7月23日(土)14:00〜16:00 JST
5.プログラム
14:00 通訳品質評議会からご挨拶
14:05~ ISO全体概要説明
14:35~ コメンテーターセッション
コメンテーター
水野真木子氏:ISOの意義とコミュニティ通訳に求められるもの
吉田理加氏:通訳者・教育者の視点から
菊池哲佳氏:行政及び多文化社会専門職の視点から
15:35~ 全体質疑応答
16:00 閉会
6.コメンテーター紹介
水野真木子氏:
京都府立大学文学部卒業。立命館大学国際関係研究科修士課程修了。国際関係学修士。
金城学院大学文学部英語英米文化学科教授。
日本法と言語学会会長。日本通訳翻訳学会評議員。
長年コミュニティ通訳、法廷通訳の研究、および通訳教育に携わり、コミュニティ通訳者養成・研修の事業にも関わる。
「コミュニティ通訳」(みすず書房)「コミュニティー通訳入門」(大阪教育図書) 「法廷通訳人の倫理」(松柏社)ほか著書や論文多数。ISO/TC37/SC5国内委員。
吉田理加氏:
京都外国語大学外国語学部イスパニヤ語学科卒業。スペイン大使館秘書室勤務、国際交流基金日本語教育専門家を得て、フリーランス通訳者として会議通訳・法廷通訳として活動。
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士前期課程、後期課程修了。
現職は愛知県立大学外国語学部ヨーロッパ学科スペイン語圏専攻准教授、同大学院国際文化研究科コミュニティ通訳学コース担当。
日本通訳翻訳学会理事。
菊池哲佳氏:
一般社団法人 多文化社会専門職機構(TaSSK) 事務局長・理事
公益財団法人仙台観光国際協会に務める傍ら、TaSSKでは多文化社会の問題解決に関わる専門職である多文化社会コーディネーター、相談通訳者の認定事業に取り組む。
その他、文化庁日本語教育施策推進アドバイザー、自治体国際化協会地域国際化推進アドバイザー、日本ボランティアコーディネーター協会理事、慶應義塾大学SFC研究所上席研究員等を務める。
7.開催形式
オンライン(zoom)
8.参加費
通訳品質評議会会員・ライセンス登録者:無料
一般:1100円(消費税100円を含む)
9.お申込み方法
Peatixにて受付中(第1回ISO通訳セミナー)
【注意事項】
・本セミナーは通訳品質評議会の会員及びライセンス登録者の後日視聴用に録画をさせていただきますのであらかじめご了承ください。
・スマホもしくはタブレットから参加される場合は、事前に「Zoom」アプリをダウンロードしてください。[Apple版] [Android版]また「Zoom」の利用に関して、参加者の端末や通信環境等のトラブルについては責任を負えませんのでその旨ご了承のほどお願いいたします。
・当日に無断でスクリーンショット、録画、録音をすることはご遠慮ください。
・お申し込みをされてない方のご参加はできません。またチケット購入後の返金はできませんのでその旨ご了承ください。